ゲスト参加型で人気の「ウェディングツリー」は思い出にも残り魅力的ですよね。
私たちもウェルカムスペースの候補として検討していた演出の1つでした
ウェディングツリーに必要なアイテムはもちろん、良さそうだと思った商品など、ウェディングツリーに関して色々調べたことを紹介します。
ただ、私自身がウェディングツリーでの指印には抵抗があったため、記事で紹介しているのは「指印以外の方法」がメインになっています。
指印の場合でも使用するアイテムは同じなので、指印を検討している方も良かったら参考にしてみて下さい。
また、自身の結婚式後にゲストとしてウェディングツリーを体験したため、ゲスト目線の感想なども併せて紹介しています。
ウェディングツリーとは
枝だけのツリーのイラストにゲストから葉に見立てた指印とサインをもらい、枝しかないツリーを1本の『ウェディングツリー』として完成させる演出。
指印には「結婚の祝福と承認」の意味があり、海外の結婚式ではゲストブックとして利用されています。
周りの人の協力で1つの作品を作っていくというのが結婚生活に似ていて、日本でも近年人気の演出アイテムの1つです。
ゲストとしてウェディングツリーを体験した感想
自分の結婚式後に、友人の結婚式でシールタイプのウェディングツリーを体験する機会があったため、ゲスト目線の感想も紹介します。
ゲスト(参列者)として参加した感想はおすすめ!
実際のウェディングツリーの様子がこちら↓
残念ながら完成したウェディングツリーの写真は撮っていなかったようです…。
友人はシンプルなイラストを利用していたため完成前は空白が多く寂しげでしたが、帰りには華やかな木が完成していました!
このゲスト参加型でみんなで作り上げていく感じが楽しかったです。シールに自分の名前を書くだけなので親戚の子たちも楽しそうに参加していましたよ。
友人が利用していたシールは『オリジナルウェディングツリー用追加シール(エバーグリーン)』だと思います。
サイズは約25×16mmなので、シールに収めるようにサインとなると、フルネームだと書くスペースが小さく書きにくそうな印象でした。
そのため、特に指定があったわけではないですが、皆さんニックネームや下の名前(もしくは苗字)のみを記入していました。
指印は避けた方がいい?
ウェディングツリー本来の意味も含めて検討している方には申し訳ないのですが、指印は避けた方がベターだと思います。
私も自分の結婚式でウェディングツリーを行っていたら、指印以外の方法にしていたと思います。
理由は自分がゲストだったら「インクが指に付くのに抵抗がある」「服や身の回りの物が普段着ではないため汚れたら困る」からです。
私と同じ意見はネット上でも多く見かけたため、指印に抵抗を感じる人は思っているよりも多いのかもしれません。
マイナスな点ばかり書いてしまいましたが、ウェディングツリー自体は良い印象の意見が多かったですよ。
指印以外のウェディングツリーの方法
指の代わりにハンコでスタンプをしてもらう
ハンコを利用すれば指が汚れることがないので、抵抗を感じる人は少ないと思います。
実際に指印に抵抗を感じるという意見でも「ハンコならいい」と言っている人が多かったです。
また、指印は指の大きさや押し方によって大きさに差が出ますが、ハンコなら同じ大きさで押してもらえるため、見栄えもきれいに仕上がりますよ。
スタンプの代わりにシールを貼ってもらう
インクを使わないためハンコ以上に指が汚れる心配がなく、見栄えもキレイに仕上がります。
特に、小さい子供がゲストにいる場合や、大人数の結婚式でサインをもらう予定の場合は、シールはおすすめですよ。
小さい子供がいる場合はハンコで遊んでしまって、周りや他のゲストの服などを汚してしまう可能性も出てくるかと思います。
また、ツリー本体に直接サインをする指印やハンコは、ゲストが大人数だと時間がかかってしまう可能性があります。
シールなら別のスペースで各自サインを記入し、ツリー本体には貼るだけという方法も取れるので、大人数でも時間短縮になりますよ。
ウェディングツリーに必要なアイテム
ウェディングツリー本体
Marca ウェルカムボード(M)ウェディングツリー ラスティック&クラシック
友人は約40人のゲストでA4サイズのウェディングツリーでしたが、サイズ的にはA4で50人前後までが丁度良さそうな大きさかなと感じました。
↑後ろから撮っているため少し分かりにくいですが、これでゲストの約半分の21人分です。
本体が人数に対して小さかったら、場所がなくなって葉を重ねざるを得ない、空いている所を選ぶと葉が外側へ広がって樹形が乱れそうだと感じました。
大きい分には余白を埋めることが出来るので、ゆとりがある大きさの本体を選ぶのが良さそうです。
ウェディングツリーの葉(インク・シールなど)
全体の雰囲気や好みにもよりますが、はっきりした色や濃い色を選ぶ方が完成時に華やかに見えると思います。
また、インクの場合は耐久性が低いとあっという間に退色してしまう可能性もあるため、耐久性が高いものを選ぶことをおすすめします。
指印の場合はゲストの事を考えると、ウェットティッシュなどで拭き取りやすいインクがおすすめですよ。
ウェディングツリーの説明文
人気の演出ですが知らない方も多いと思いますので、どのように参加して欲しいのか説明文があると親切です。
友人は小さい黒板に「シールにサインをして貼って欲しい」という内容を書いていました。
受付の人にお願いする方法もあるようですが、御祝儀の受取など責任がある役のため、ウェディングツリーの説明もとなると大変(負担)だったという経験談をみかけました。
ゴミ箱
シールの剥離紙や指を拭くためのティッシュを捨てるために準備したいアイテムです。
ゴミ箱は会場で貸してくれるかもしれません。プランナーさんなどに確認してみて下さい。
手を拭くためのウェットティッシュ
指印の場合は必須アイテムですが、ハンコの場合もインクが手に付いてしまうかもしれないので、準備してあると親切だと思います。
ペン(サインをもらう予定なら)
耐久性を考えると油性のペン・ボールペンがおすすめです。葉がシールの場合、素材によっては水性では弾いてしまう場合もあるので注意が必要です。
私達はメッセージカード用のペンは会場で貸してもらえたため、会場によっては貸してくれるかもしれません。
プランナーさんなどに確認してみて下さいね。
ウェディングツリー本体の人気アイテム
デザイン豊富な「Marca」のウェディングツリー
定番の『ツリー』以外のデザインを探している人におすすめ!
S | M | |
商品サイズ | 367×280mm | 505×382mm |
対応人数 | 約30-80名 | 約50-100名 |
付属品 | ・木製フレーム(カラー2色から選択) ・スタンプパッド | |
備考 | 新郎新婦名前・挙式日の名入れ商品 |
デザインは定番のツリーをはじめ、汽車・帆船などの乗り物、乾杯酒・ケーキ・ブーケなど全10種類。
ゲストの指印が葉・花びら・雫などとなり、ひとつの作品として完成されます。
ベースが繊細なタッチの絵なので結婚式後もオシャレな絵画として部屋を飾ってくれそうですね。
また、木製フレームが付いてくるので、丁度いい大きさのフレームを探す手間がないのも嬉しいポイントです。
オリジナル感をアップさせたいなら『似顔絵入り』デザインがおすすめ
にがおえ指紋アート Wedding Tree -ウェディングツリー-
商品サイズ | 約460×337×14mm (用紙:約420×297mm/A3サイズ) | |
付属品 | ・木製フレーム(3種類から選択) ・スタンプパッド (シャチハタ イロドリパッド) ・ゲストへの説明用紙 | |
備考 | ・新郎新婦名前・挙式日の名入れ商品 ・PIARY限定商品 |
デザインは定番のツリー2種類をはじめ、スポーツや旅行などの趣味や結婚式らしいデザインなど全18種類!
また、新郎衣装のタキシード(白/黒)・新婦ドレス(カラー/白)を選べる他、新郎コサージュ・新婦髪飾り・新婦ブーケを選ぶことができます。
有料オプションにはなりますが、子供やペットと一緒のデザインにすることも可能ですよ。
この商品は結婚式アイテム通販サイト『PIARY(ピアリー)』が『Marca』とコラボした商品で、PIARY限定となります。
「似顔絵が似ている」と口コミが多い人気アイテムなので、特別感があるウェディングツリーを探している方は、お店をチェックしてみて下さいね。
コスパ◎「HARU’s Art Design」のウェディングツリー
『安価で高品質な市販品にはないオリジナリティのある作品の製作・販売』をテーマとしていて、オーダーに合わせてウェディングツリーを制作してくれます。
低価格なのに写真を使ったオリジナルデザインが可能!
ウェディングツリー結婚証明書 選べるオプション全5種類 A4 B4 A3サイズ 適応人数20〜90名様
写真から自分たちだけをウェディングツリーのデザインの中に取り込んで、自然に仕上げてくれるオリジナルデザイン。
写真以外にも趣味のイラストを追加するなどの対応もしてくれるそうですよ。※条件によっては出来ない可能性あり。似顔絵・人物のイラスト作成は対応不可。
オリジナルデザイン(デザインの追加・変更)は有料オプションとなっているようですが、有料でも総額は低価格といえる料金だと思います。
また、発送前にデザインの完成イメージをメールで確認してくれるので安心ですよ。
商品サイズ | ・A4サイズ(横210mm×縦297mm) ※適応~50人程度 ・B4サイズ(横257mm×縦364mm) ※適応~70人程度 ・A3サイズ(横297mm×縦420mm) ※適応~90人程度 |
付属品 | ゲストへの説明用紙 |
有料オプション | ・フレーム(ホワイト) ・スタンプパッド (全10色から選択) ・葉っぱのハンコ |
ウェディングツリーに使用するならこのインク!
発色・耐久性◎海外でも人気の「ツキネコ」のインク
スタンプ・インクメーカーのツキネコはインクの種類・色がたくさんあり、発色もいいのでウェディングツリーにも人気です。
どのシリーズのインクがウェディングツリーに向いているのかは、公式HPに次のような掲載がされていました。
【ウェディングツリー用に「メメント」をお使いのお客様にご案内致します】
引用:https://www.tsukineko.co.jp/index.html(新着情報:2011.11.30.より)
「メメント」は水性染料系インクを使用しておりますので、インクがお肌や衣服に付着した場合、ひじょうに落ちにくいことがございます。(中略)ウェディングツリー用といたしましては、水性顔料系インクの「ブリリアンス」または「バーサマジック」をお勧めします。こちらは速乾性でお肌にインクが付着した後、「メメント」よりも落としやすいインクです(完全にインクが落ちない場合がございますのでご注意ください)。
口コミにも「メメントは石鹸で2度洗いしても落ちなかった」とあったので、指印にはあまり使用しない方が良さそうですね。
カラータイプが3種類!発色が良い『ブリリアンス』
- ピグメントインク(顔料系インク)
※耐光性・耐水性が強く、長期保存性が良い - 多用途インクで普通紙・写真など紙類から木材・テラコッタ他にも使える
- 乾燥時間:画用紙で10~15分
※インクをスタンプする素材や季節などの条件により変動 - 特徴ごとのカラー展開が3種類(全28色)
・鮮明なマットカラー:7色
・メタリックカラー:8色
・上品な輝きのパールカラー:13色
多用途インクで使い勝手の良いブリリアンスは、マットの他にパール・メタリックのカラータイプがあります。
パールは光にあたるとキラキラするみたいなので、華やかな印象になりそうですね。
不透明度が高いマットな中間色が揃った『バーサマジック』
- ピグメントインク(顔料系インク)
※耐光性・耐水性が強く、長期保存性が良い - 多用途インクで普通紙・写真など紙類から木材・テラコッタ他にも使える
- 乾燥時間:画用紙で10~15分
※インクをスタンプする素材や季節などの条件により変動 - エレガントなマットカラーの全36色展開
不透明度が高く濃い色紙にも使えるバーサマジックは、パステル調のナチュラルカラーが多いのが特徴。
ブリリアンスはマットカラーが少ないため、マットカラーで揃えたい場合はバーサマジックがおすすめです。
カラフルなウェディングツリーに!シャチハタの『イロドリパッド』
- にじみが少なく鮮やかな発色の顔料系インキ採用
- 乾燥後は耐光性・耐水性に優れている
- ブーケタイプ :15色入り
ドーナツタイプ: 8色入り
ハンコメーカー「シャチハタ」の多色セットのインクパッド。
口コミでも「発色がきれい・ウェットティッシュですぐ落ちる」と人気の商品で、価格も定価1000円以下とお手頃です。※2023年時点の価格。
ただ、たくさん入っている分、ドーナツ型はスタンプ部分が小さいとの口コミも見られました。
その点を考慮すると、ウェディングツリーに利用するにはドーナツ型の方が良いかもしれません。
指印以外を検討している場合におすすめのアイテム
おすすめ!本体でも紹介した「HARU’s Art Design」のハンコ
葉っぱのハンコ はんこ スタンプ ウェディングツリー用 HARU’s Art Design
ハンコにする場合はインクの色が混ざらないように、1色ごとにハンコを準備するのが良いと思います。
ただ、ウェディングツリーに丁度いい大きさのハンコを扱っているお店が少ないようなので、探すのに苦労するかもしれません。
ウェディングツリー用だから全てが丁度いい!リーフ型シール
- 1シート:葉っぱ16枚
- リーフ:約2.5cm×1.6cm
- 色:エバーグリーン・コーラルピンクの2種類
友人も使っていたと思われるこちらのシールは、シールタイプのウェディングツリー専用の追加シールです。
ウェディングツリー専用のシールなので、大きさや色味などが丁度良く使いやすいと思いますよ。
ハンコ同様、ウェディングツリー専用のシールはほとんどないため、探すのに苦労するかもしれません。