結婚式当日の花嫁の髪型は、ヘアメイクの打ち合わせやリハーサルで話し合い、ヘアメイクさんと調整をしながら決定します。
何となくイメージしている髪型があればいいのですが、漠然としたイメージもないとどう決めていいか分からないですよね。
ヘアメイクさんに相談すれば良いと思っても、打ち合わせ時間も決まっているため、納得がいくまで話し合えない可能性もあります。
当日後悔しないために、何となくでも決めて行くのがおすすめです。
こちらの記事では、私が髪型に関して「決めておいて良かった」と感じた点を紹介しています。
結婚式当日の髪型に悩んでいる、ヘアメイク打ち合わせまでに何を決めておけば良いか分からない人は、参考にしてみて下さいね。
髪型のイメージは「ドレスの小物合わせ」までに決めるのが◎
おすすめは「ドレスの小物合わせ(選び)」の日までに決めておくことです。
髪型やなりたいイメージに合うヘッドアクセサリーを選べる
ドレスとヘッドアクセサリーがセットの場合もあるかもしれませんが、私の場合は希望の小物を自分で選ぶドレスショップでした。
髪型が全く決まっていないと、何を選んで良いか悩んでしまい、小物選びに時間がかかってしまうと思います。
髪型が決まっていれば、髪型に合いそうな小物を中心に選ぶことが出来ますよね。
髪型が決まらないまま小物を選んでしまうと、後から小物とやりたい髪型が合わないということも出てくるかもしれません。
イメージに近い髪型でドレスを着た写真を撮れる
また、小物合わせまでに髪型が決まっていれば、ドレスを着た状態で当日の髪型に近いヘアセットをしてもらえます。
ヘアセットをしてもらえない場合は、似たような髪型に頑張ってセットして行きましょう。
特にドレスの写真は、ヘアメイク打ち合わせの時に「髪型はこんな感じ」と伝えやすいので、撮っておくことをおすすめします。
実際に私が小物合わせの時に決めていたこと
私の場合、小物合わせまでにどの程度髪型を決めていて、結果どう良かったのか紹介します。
ウェディングドレスの髪型について
私はウェディングドレスの髪型は『ローマの休日のオードリー・ヘップバーン(アン王女)』と、初めからイメージが明確でした。
私の場合は何の偶然か、ドレスショップに「まさにあれ!」というローマの休日のポスターが飾ってありました。
フィッターさんに「あのオードリーヘップバーンみたいに」と伝え、アップスタイルにセットしてもらい、ティアラを選んでいくことに。
フィッターさんにも明確にイメージが伝わったため、「幅があって高さが均一、大きめなものが近い形ですね」と持ってきてくれたティアラがこちら↓↓
本物よりは小ぶりで装飾も控えめですが、イメージは近い感じです。
横から見るとこんな感じ↓↓
比較に幅がなく高さのあるティアラも着けさせてもらいました↓↓
ちょこんとした可愛らしい感じで、ディズニープリンセスが着けているような印象ですね。
ティアラ自体は可愛かったですが、オードリー・ヘップバーンへの憧れが強かったため、当初のイメージ通りの先に着けたティアラに決定しました。
ウェディングドレスの方は具体的に髪型が固まっていたため、ティアラはすぐにイメージに合うものを選ぶことが出来ました。
髪型を決めないまま小さいティアラを選んで、後から「オードリー・ヘップバーンみたいに」と思っても、イメージ通りにはならなかったと思います。
カラードレスの髪型
カラードレスは妹から借りて花冠を着ける予定だったため、ヘッドアクセサリーは決まっていました。
髪型自体は明確なイメージはなかったのですが、「お色直しでガラッと印象を変えたい」と思っていたので、ダウンスタイルに変えてもらいました。
地毛は後ろで束ねて巻き髪のウィッグを首にかけているだけなので、少々不自然ですがイメージは掴めました。
片方にまとめたバージョンもやってくれましたよ↓↓
カラードレスに関しては、ヘッドアクセサリーは花冠と決まっていたため、髪以外のアクセサリーを選ぶのがメインでした。
カラードレスの髪型は「ウェーブのダウンスタイルで良さそうかな」程度で、この後も打ち合わせまで細かいことも決めていませんでした。
ヘアメイクの打ち合わせまでに決めておくこと
打ち合わせではどんなことを決めていく?
ヘアメイクの打ち合わせでは、当日の準備がスムーズになるのはもちろん、結婚式当日にイメージと違う!とならないように細かい部分まで決めておいた方が安心です。
例えば・・・
前髪は?
- おろす?アップにしておでこを出す?
- おろすなら斜めにする?しない?
- アップならひっつめる?ふわっとさせる?
ベールは?
- ベールはどの位置に着ける?頭のてっぺん付近?後頭部あたり?
- ベールは挙式後外す?外さない?
他にも耳は出すのか出さないのか?等々。
花嫁ヘアメイクの打ち合わせに持って行った方が良いもの
会場やヘアサロン側で何を持ってきて下さいと指示があるかもしれませんが、私が感じたあると良いものを紹介します。
花嫁ヘアメイクのカタログなど
『結婚式 髪型 花嫁』などとネット検索すれば、髪型の画像が出てきますが、花嫁のヘアカタログを1冊持っていると便利です。
顔の形・髪の長さ、ドレスの形・小物別などで、花嫁の髪型が提案されていたり、全身が写っているものが多いので、全体像のイメージが付きやすく気になる髪型が探しやすいです。
また、花嫁メイクが一緒に載っているものも多いですよ。
ベールの着ける位置、ティアラ・ヘッドアクセなど色々載っているのも、花嫁の髪型専門本を買うメリットだと思います。
私は打ち合わせの時に、本に付箋をつけて持って行き『前髪はこんな感じで、後ろはこんな感じ』と伝えました。ベールの位置を考えるのにも役立ちましたよ。
美容院のように雑誌やカタログ貸してくれる場合もありますが、あらかじめ探しておく方が打ち合わせを有意義におこなえると思います。
ドレスの試着写真
ドレスの小物合わせの際に、結婚式当日に着ける予定のヘッドアクセサリー類を着け、イメージに近い髪型にセットもしてもらっていたので持って行きました。
写真を元に「もっとこうした方が良いと思う」など、ヘアメイクさんに提案をしてもらったのですが、自分でも結婚式当日のイメージが作れるので、具体的な話をしやすかったですよ。
当日に使うヘッドアクセサリー
レンタルの場合は、ドレスと一緒に会場に送られてくることが多いと思うので持って行けないですが、自分で花冠を用意しているなどであれば、実物がある方がヘアメイクさんが髪型を考える際に参考になると思います。
私も実物を持って行き、頭に乗せながら髪型を微調整していきました。
イメージ・良いなと思っている・嫌なこと等はしっかり伝えて!
髪型が具体的に決まっている場合は出来るだけ細かく伝えるようにして下さい。伝わっていたと思ったら伝わってなかった!ということもあると思うので。
具体的に髪型やメイクを決められない場合は、「これは嫌」ということを具体的に伝えると、意思疎通がしやすくヘアメイクさんも提案がしやすそうかなと感じました。
実際に出来上がった花嫁ヘアメイク
私が実際にヘアメイク打ち合わせで伝えた内容と結婚式当日の髪型です。
ウェディングドレスの髪型
打ち合わせで伝えた内容
イメージ・やりたい髪型
- 教会式の厳かな雰囲気を大切にしたいので落ち着いた印象が良い
- 髪型はローマの休日のオードリー・ヘップバーンみたいに
やりたくないこと・気になること
- 髪をひっつめてしまうとキツイ印象になってしまいそう
- 頭頂部が平らでトップにボリュームがない
- 頭の後ろが絶壁で丸みがない
普段美容院でも伝えている髪や骨格の悩みなども伝えました。
結婚式当日の髪型
散々言っているローマの休日のオードリー・ヘップバーンの髪型を基本に、キツイ印象にならないよう、前髪を少し立ち上げ後ろ髪はカールしてからまとめることで柔らかい印象に。
気になっていた後頭部の絶壁と頭頂部も気になりませんでした。
カラードレスの髪型
打ち合わせで伝えた内容
イメージ・やりたい髪型
- アットホームな披露宴にしたい
- 挙式とはガラっと印象を変えた髪型にしたい
- ウェディングドレスとのギャップを出す為、降ろした髪型にしたい
やりたくないこと・気になること
- 特になし
結婚式当日の髪型
小物合わせの時の写真を見て、髪色があまり明るくないのとドレスの色とのバランスで、「全部髪を降ろすと重くなると思う」とヘアメイクさんのアドバイスで、片側にまとめる髪型にしました。
前髪はセンターパートにして横に流して自然な感じに。耳も出した方が重くならないとの事で、顔周りをすっきりとさせた髪型です。
花嫁メイク
打ち合わせで伝えた内容
イメージ・やりたい髪型
メイクに関しては、どんな感じのイメージとかはなかったので、結婚式・ドレスに合う花嫁メイクをしてくれるはずと、完全にヘアメイクさんにお任せ予定でした。
やりたくないこと・気になること
- 普段しっかりメイクなので、打ち合わせ時よりも薄いメイクにしないで欲しい
- つけまつげは気になるのでしたくない
- 目がキツイので、柔らかくなるようにして欲しい
結婚式当日のメイク
写真は見せられませんが、打ち合わせで決めた内容はこちら。
- アイラインなども引いてアイメイクはしっかりとする
- 挙式は神聖なイメージなので、ゴールドやブラウンなど色味を使わないメイクに
- 披露宴は柔らかい印象になるように、ピンクなどの暖色系を使ったメイクに
など、私の要望に沿った提案をしてくれました。
当日の仕上がりも、しっかりメイクなのにいつもより柔らかい印象に仕上げてくれましたよ^^
普段からキツクならないように自分でも気を付けているのですが、さすがプロだなという大満足な仕上がりでした。
意外と決めるのが難しい花嫁ヘアメイクですが、打ち合わせの参考にしてみて下さいね。