海外の結婚式の風習『ライスシャワー』とは?意味や演出方法について | 30代の結婚準備あれこれ
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海外の結婚式の風習『ライスシャワー』とは?意味や演出方法について

挙式
lightluna94 / Pixabay

生花のフラワーシャワーって高いですよね。

結婚式費用節約のため、フラワーシャワーの代わりにまず考えたのが『ライスシャワー』でした。

私達が利用した式場では食材の持ち込み禁止とのことでペーパーシャワーを行いましたが、ライスシャワーを検討中にライスシャワーについて色々と調べたので紹介したいと思います。

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結婚式のライスシャワーの意味

ライスシャワーは欧米の伝統的な結婚式の風習です。

キリスト教の挙式後、新郎新婦がチャペルの外に出てくる時にゲストがお米(ライス)を撒いて(シャワー)お祝いをします。

お米は1粒の籾からたくさんの粒を付けることから『豊穣と子孫繁栄のシンボル』とされ、新郎新婦に振りかけることで「食べることに困らない、実りのある生活が送れるように」「子宝に恵まれるように」祈るという意味があります。

日本にも一粒が万倍にも実る稲穂になるという意味の『一粒万倍日』という大安よりも吉とされる大吉日がありますよ。

先輩新郎新婦さんのライスシャワーの感想

ライスシャワーが良かった点

  • ライスシャワーは珍しいとゲストが喜んでくれた
  • チュールが花嫁のベールと合っていてキレイだった
  • チュールやリボンの色次第で華やかにできる
  • 記念にライスシャワーを持ち帰れる

ライスシャワーが良くなかった点

  • ライスシャワーが当たると痛い
  • お米が髪の毛に入り込み、取るのが大変
  • ライスシャワーは写真に写りにくい

ちなみに、良かった方はチュールなどでお米を包んだものを撒く方法のライスシャワーについての感想が多く、良くなかった方はお米をそのまま撒く方法のライスシャワーについての感想が多かったです。

海外のライスシャワーではお米をそのまま撒く方法のようですが、写真で見ると何が撒かれているのかよく分からない・新郎新婦が目をつむってる・俯いてるものが多かったです。

参考写真↓↓ライスシャワー

チュール包みのライスシャワーを手作りする方法

ライスシャワーの作り方

  1. チュール生地などを約10cm四方にカット
  2. お米を5粒くらいずつ切ったチュールに乗せる(ひとつまみとしてる方もいました)
  3. リボンや糸でテルテル坊主のように包む

注意点は「出来るだけ軽く作ること」。重ければ重いほどあっという間に落ちてしまいます。

チュールの重さや舞い落ち方に合わせて、中のお米の量を調整しながら作るのがポイントみたいですよ。

手作りライスシャワーにかかる費用

チュールは上記参考画像の【ソフトチュール生地 15/D】(ナイロンチュール)<無地>を、糸は100均を利用してライスシャワーを作った場合で考えてみます。

ゲスト50人に1人4個ずつチュールのライスシャワーを配るとすると、必要なライスシャワー数は200個。

生地は幅約180cmなので、長さ120cm分購入すると216個作れる予定です。価格は10cmで49円(税込)なので、49円×12=588円。送料は宅配便で600円(メール便に収まれば164円)なのでチュール代は1188円。

糸代108円を合わせて合計1296円でライスシャワーを作ることが出来ます。

手作りライスシャワーの節約効果

私たちの場合は、会場手配のフラワーシャワーは50人分で19440円(税込)、シャワー演出を持ち込む場合の会場片付け料は2160円(税込)でした。

会場フラワーシャワー代:19440円-(ライスシャワー代:1296円+片付け料:2160円)=15984円。

フラワーシャワーの代わりに、ライスシャワーを手作りすると約16000円の節約に!

完成品のライスシャワーを利用する

ライスシャワーをひとつひとつ包んで作るのは大変だし時間もない!という方は、完成品を利用するのが便利ですよ。

スプリード ネット ショップで扱っているこちらのライスシャワーは、チュールカラーがパステルピンク・イエロー・ブルー・ホワイトの4色で各25個ずつ、合計100個入っています。

Check ライスシャワー1袋で100個(各色25個)

チュールにボリュームがあるので、60名のゲストでも2セットで十分だったとの口コミもありました。ゲストが50名なら2セット購入で1人4個ずつになり丁度いいですね。

その他のライスシャワーを探す

楽天市場で探す
Amazonで探す

完成品のライスシャワーの節約効果

先ほど紹介したライスシャワー1袋で100個(各色25個)で計算をしていきます。

ゲスト50人で1人4個ずつライスシャワーを配ると、必要なライスシャワーは200個なので2袋購入になります。

1袋1750円(税込)の商品なので、2袋で3500円+送料600円(北海道・沖縄・東北以外)=4100円。

節約効果は、会場フラワーシャワー代:19440円-(ライスシャワー1袋で100個(各色25個)代:4100円+片付け料2160円)=13180円(税込)。

フラワーシャワーの代わりにライスシャワーにすると約13000円の節約に!


フラワーシャワーやフェザーシャワーに混ぜて使うという方もいましたよ。花びらとチュールが一緒に舞ったら、より華やかになりキレイそうですね^^

私達がライスシャワーを諦めた理由

お米は生ものになってしまうとのことで持込禁止の式場でした。

炊いたご飯なら生ものと言われても納得出来るけど…お米もダメなの?食べ物全般がダメなのかな?と、返答に疑問を感じましたがダメと言われたことをごねるつもりもなかったので、大人しく引くことに。

どうしてもライスシャワーをしたいならとプランナーさんも妥協案を提案してくれたのですが、

『チュールのようなもので包んでお米が散らばらないようにした上で、ゲストのどなたかにライスシャワー後に拾ってもらう形なら大丈夫です』
(持ち込みの生ものはスタッフは触れないとのこと)

というもの。

ライスシャワーを出来るようにと頑張って考えてくれた結果なのですが、その提案はちょっと…。いくら家族でも後片付けを頼むのは微妙ですよね^^;

私たちの場合は「どうしてもライスシャワーがしたい!」というわけではなく、フラワーシャワーの代わりに節約できるシャワー演出候補の1つだっただけなので諦めました。

私たちのように生ものの持ち込みNG以外にも、お米をそのまま撒くライスシャワーだと1粒1粒が細かくて後片付けが大変なのでNG、式場によってはライスシャワー自体をNGとしているところもあります。

シャワー演出にライスシャワーを検討している方は、まず式場やプランナーさんに確認して下さいね。

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