披露宴後のお見送りで定番の「プチギフト」ですが、何を選ぼうか悩みますよね。
結婚式に人気のプチギフトは「幸せをおすそ分けする」「縁起物」のプチギフトが人気で、多くの新郎新婦さんに選ばれているようです。
私たちもフランスの縁起物である祝い菓子の「ドラジェ」をプチギフトに選びました
こちらの記事ではプチギフト選びの際に調べた、「プチギフトに送られている縁起物に込められた意味・由来」などを紹介しています。
プチギフト選びの参考にしてみて下さいね。
プチギフトの由来
プチギフトの起源となった風習は、古代ローマ時代にはおこなわれていたと記録が残る古い風習です。
海外の慣習がもとになっている人気のプチギフト
プチギフトの由来となったヨーロッパの縁起物『ドラジェ』
フランス語で『幸福の種』という意味のドラジェは、アーモンドに砂糖をコーティングしたお菓子です。
発祥の地であるイタリアではコンフェッティと呼ばれ『幸福の粒』という意味があります。
ドラジェは歴史の古いお菓子で、古代ローマ時代に慶事の記念として市民に配られた記録が残っているそうですよ。
赤ちゃんへの贈り物でも有名な幸運の縁起物『スプーン』
ヨーロッパには「銀のスプーンをくわえて産まれてきた子どもは幸せになる」という言い伝えがあります。
出産祝いのイメージがあるかもしれませんが、結婚式にぴったりな縁起もありますよ。
クローバーなど幸せを象徴するモチーフが組み合わされているものや、木製のスプーンがプチギフトに人気ですよ。
日本の縁起物から選ぶプチギフト
古来から縁起物とされる『お米』
お米は古来から神様に献上する食べ物として儀式などに用いられてきた縁起のいい食べ物です。
ヨーロッパでも縁起物とされ、挙式後に「子孫繁栄」などを願い、お米を新郎新婦に振りまく「ライスシャワー」と呼ばれる習慣がありますよ。
お米はどの家庭でもほぼ毎日食べるものであり、もらって嬉しいと人気のプチギフトの1つです。
1~2合なら小さく軽いのでゲストの負担にもなりにくそうですね。
パッケージも俵型・米袋・真空パックになっているものなど種類が豊富です。真空パックは保存性も良いのでおすすめですよ。
皇室の引出物にも選ばれている縁起物『金平糖(こんぺいとう)』
戦国時代に織田信長に献上されたことで知られる金平糖は、渡来当初は公家や大名などしか食べられない高級品でした。
そのため、徳川幕府や皇室への献上菓子となり、今でも皇室の引き出物の定番として用いられている伝統的なお菓子です。
金平糖に込められたたくさんの意味
金平糖にはたくさんの縁起が込められているため、1つずつ紹介します。
金平糖は昔からあるお菓子なので、年代問わず懐かしいと感じるのではないでしょうか。
色がカラフルなことも「幸運をもたらす」と考えられているそうですよ。
祝箸として使われる日本の縁起物の定番『箸』
お正月やお祝いの席で「祝箸」を使うなど、日本では身近な縁起物の1つだと思います。
祝箸でなくても、箸自体も縁起物として考えられていますよ。
和装での結婚式や、ゲストなどに海外の方がいる結婚式で特に喜ばれそうなプチギフトです。
様々な国で縁起物とされるアイテムから選ぶプチギフト
縁起の良いフルーツで作った『ジャム』
フルーツは多く実をつける様子から「繁栄」など、縁起の良い意味をもつものがあります。
生で贈るのは難しいですが、ジャムなら日持ちもするのでプレゼントにぴったりですよ。
引菓子に洋菓子やパンを選びプチギフトをジャムにすると、一緒に楽しんでもらえそうですね。
紅茶圏でも茶柱が縁起がいいとされる『紅茶』
日本では茶柱が立つと縁起が良いと言われますが、紅茶圏の国でも茶柱は縁起が良いとされ、「茶柱が立つと訪問客がある」と言われています。
また、男女で1つのティーポットを持ち一緒にカップに紅茶をそそぐと、2人の間に赤ちゃんが生まれるというジンクスもあるそうですよ。
最近では、紅茶の紅を「幸」に変え『幸茶(こうちゃ)』として、結婚式のプチギフトに人気があります。
紅茶も引き出物や引菓子と合わせれば一緒に楽しめますよ。
ジャムで紹介した縁起物のフルーツのフレーバーティーを選ぶのも良さそうですね。