結婚式のヘアメイク・着付け代にかかる費用と節約ポイントとは? | 30代の結婚準備あれこれ
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結婚式のヘアメイク・着付け代にかかる費用と節約ポイントとは?

仕度・美容
lindico / Pixabay

式場見学で出される見積もり額は必要最低限しか記載されていないため、後から「えっ?これ別料金なの?」というものもチラホラ…。

この記事では『ヘアメイク・着付け』関係の追加料金がかかってくる可能性がある内容と、節約のポイントを紹介しています。

結婚式費用は少しの積み重ねが後に大きな金額になるので、契約前に『どこまで含まれるのか』しっかり確認して下さいね。

こちらの記事の料金表示は、各式場の見積もりに記載されていた「税抜表示」の料金をそのまま記載しています。

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新婦ヘアメイク代について

新婦ヘアメイクに関する内容は、大きく分けると次の3つです。

  • 結婚式の準備
    ※新婦に一番初めに施されるヘアメイク
  • 衣装のお色直しなどに伴う「ヘアメイクチェンジ」
  • 結婚式後、二次会や帰宅用に「お直し」
    ※通常「お引き上げ」と記載されるもの

新婦ヘアメイク代に関する結婚式1日の料金は、見学に行った式場含め約4~10万円でした。

『新婦ヘアメイク代』に含まれるもの

『新婦ヘアメイク代』と記載されていると「結婚式1日を通してのヘアメイク代」の料金だと思ってしまいますよね。

何が含まれるかは式場によってまちまちなため、各式場に確認が必要ですが、私たちの場合は次の内容がヘアメイク代に含まれていました。

  • 結婚式準備
  • お引き上げ

※ヘアメイクチェンジは着付けのお色直しに含まれる。

見学に行った式場(数か所)でも確認しましたが、ほとんどは結婚式準備のみ、1か所だけヘアチェンジ・引き上げまで含む費用との返答でした。

ヘッドアクセサリーを取るだけでも別料金となる場合もあるため、何が・どこまで含まれているのかしっかり確認したい部分です。

『新婦ヘアメイク代』別料金の可能性があるもの

ヘアメイクチェンジ

ヘアメイクチェンジは、衣装のお色直しに合わせてヘアメイクを変更することです。

私たちの場合は、着付けの方のお色直し料金にヘアメイクチェンジが含まれていました。

見学に行った他の式場も全て、着付けのお色直しに含まれていたため、お色直し一式の料金としている式場が多いのかもしれませんね。

見積もりに「ヘアチェンジ含む」などが明記されていない場合は、オプションとして別料金になる可能性もあります。

妹はお色直し時のヘアメイクチェンジは15000円だったそうです。

見積もりに含まれていない場合もあるため、どこにも「ヘアメイクチェンジ」と記載がない場合は、確認するのが安心ですよ。

ベールアウト

ベールアウトとは「挙式後(披露宴前)にベールを外す」ための料金です。

私たちの場合はヘアメイク代に含まれていましたが、オプション扱いで3000円の式場がありました。

ヘアチェンジや新婦着付けのお色直しに含まれている場合もあるので、各式場に確認してみて下さいね。

ヘッドアクセサリー変更・取り外し

ヘアメイクチェンジを行う場合は、ヘアメイクチェンジ代に含まれていると思います。

節約のために髪型は変えないけど、ティアラから髪飾りにつけ替えたいなどの場合に発生する可能性がある料金です。

友人の付き添いで式場見学に行った時に、オプション扱いで5000円の式場がありました。

見学段階では見積もりに記載されない可能性が高い項目ですので、各式場に聞いておくと節約を検討する際に参考になりますよ。

新婦着付け代について

新婦着付けに関する内容は、大きく分けると次の3つです。

  • 結婚式の準備
    ※初めの1着を着る準備
  • 衣装のお色直しなど2回目以降の着付け
  • 二次会のための着付け、普段着への着替え
    ※通常「お引き上げ」と記載されるもの

新婦着付け代は私たちの場合は、見学に行った式場含め全ての式場で「ヘアメイク代」に含まれていました。

結婚式1日の料金は、見学に行った式場含めヘアメイク代(着付け含む)で約4~10万円でした。

『新婦着付け代』に含まれるもの

着付け代も何が含まれるかは式場によってまちまちなため、各式場に確認が必要です。

私たちの場合は次の内容がヘアメイク代の中に含まれる「着付け」の範囲でした。

  • 結婚式準備
  • お引き上げ

見学に行った式場(数か所)もほとんど同様の条件で、1か所だけお色直しまで含む料金となっていました。

私たちのようにヘアメイクさんが着付けも兼任しており、着付け代はヘアメイクに含まれる場合もあります。

「着付けの項目がない」「ヘアメイク代に含む」など記載がない場合は、着付けは別料金となる可能性があるため、確認するのが安心ですよ。

『新婦着付け代』別料金の可能性があるもの

お色直し

ウェディングドレス→カラードレスなど、衣裳を変える際の着付けのための料金です。

私たちの場合はヘアメイク着付け代とは別料金で25000円で、お色直し代にヘアメイクチェンジ代も含まれていました。

見学に行った式場は18000円~25000円で、全てヘアメイクチェンジ代を含む料金とのことでした。

お色直しを考えていて『お色直し』の記載が見積もりにない場合は、ヘアメイクチェンジ代とあわせて料金を確認した方が良いと思います。

引き上げ代について

結婚式用の衣装・ヘアメイクから元の姿に戻してもらうことです。

私たちの場合は、ヘアメイク代に衣装・ヘアメイクの引き上げが含まれていました。

見学に行った式場もヘアメイク代に含まれていて、引き上げ代が別でかかる式場はありませんでした。

先輩花嫁さんの情報ですが引き上げを付けない場合、着替えだけでなく「衣装の片付け」まで自分たちでするとのことでした。

持ち込みのレンタルドレスの場合は、返却のために畳んで収納(梱包)するのに、しまい方が分からず困ったとの意見も見かけました。

見積もりに記載がない場合は、引き上げがヘアメイクや着付け代に含まれているのか、どこまで引き上げに含まれるかを確認しておくと安心です。

新郎仕度代について

新郎仕度代は、新郎の着替えとヘアメイク代のことです。

私たちの場合は3000円、他の式場は2500円~3500円でした。

新郎仕度代についての詳細は、別記事で紹介しているのでそちらを参考にして下さい。

私たちは洋装の見積もりだったため、和装だと金額が上がるかもしれません。

和装を検討している場合は、洋装と金額が変わらないか確認をしておくと安心です。

ヘアメイクリハーサル代について

結婚式当日のヘアメイクを事前にリハーサルするための料金です。

打ち合わせでは伝えきれない部分も、実際のヘアメイクを作りながら確認や相談ができます。

また、当日思った通りのヘアメイクに仕上がるか不安などを解消するために、別料金でもおこなう花嫁さんが多いとのことでした。

私たちの場合は、リハーサル1回:13000円・2回:20000円、その他の式場は1回15000円~20000円でした。

ヘアメイクリハーサル代は、見積もりに記載がない場合がほとんどだったため、式場に料金を確認しておくのが安心ですよ。

お色直し前・お色直し後の両方の場合は、各1回ずつで合計2回となる可能性が高いため、料金とあわせて確認して下さいね。

私たちが節約のためカットした項目

私達が利用した式場の場合、ヘアメイクと着付けにかかる料金は合計で73000円でした。

  • ヘアメイク代:48000円
    ※着付け・引き上げ含む
  • お色直し代:25000円
    ※ヘアメイクチェンジ含む

ヘアメイクリハーサルをする場合は、上記の料金にプラス13000円か20000円が追加されます。

「ベールアウト」はしなくても大丈夫

ヘアチェンジはするけどベールアウトは別料金の場合、お色直しまで外さないという選択も良いと思います。

私はベールアウトはヘアメイク代に含まれていましたが、ベールが母の手作りだったため、お色直しまでつけていました。

ヘアメイクさんにつけたままでも違和感がないか確認しましたが「大丈夫ですよ。つけたままの方もいますよ」と返事をもらえましたよ。

もし、ベールアウトが3000円かかっていた場合は3000円の節約になっていました。

「ヘアメイクリハーサル」は必要なさそうならやらない

私は当日担当のヘアメイクさんと打ち合わせをした結果「必要ない」と判断し、ヘアメイクリハーサルはやりませんでした。

別記事で「ヘアメイクリハーサルは必要か?」なども紹介しているので、良かったらそちらも参考にしてみて下さい。

私たちの場合は、1回13000円・2回20000円だったので、13000円以上の節約になり節約効果が大きかったです。

新郎は自分で仕度をしてもらう

私たちは洋装だったため旦那と相談して「新郎仕度代はなし」にしました。

こちらも別記事で詳細を紹介していますので、良かったら参考にしてみて下さい。

新郎仕度代は3000円だったので3000円の節約になりました。

節約効果はどのくらいだった?

私たちの場合は16000円~23000円の節約効果がありました。

もしベールアウトが別料金だった場合は、さらにプラス3000円節約でした。

よく検討して必要のない部分は少額でも追加しない・削っていくように心がけると、節約につながりますよ。

その他に検討した節約方法について

思い切ってヘアメイクチェンジをしない

私たちの場合はお色直し代にヘアメイクチェンジが含まれていたため、自分が検討した方法ではないです。

事情があり友人の結婚式の打ち合わせに付き添い、友人がこの節約をしていたため参考に紹介します。

友人はヘアメイクにこだわりがなかったようで、ヘアメイクチェンジをおこないませんでした。

ウェディングドレスのベール+ティアラから、カラードレスは造花のヘッドドレスでしたが、ヘアメイクが同じでも印象が大きく変わっていましたよ。

友人の場合、ヘアメイクチェンジ代15000円、ベールアウト・ヘッドアクセ取り付け各3000円だったため、15000円-3000円×2=9000円の節約になりました。

ヘアメイクの外注を考える

式場が外注OKで、外注の持ち込み料などもかからなかったため検討しました。

しかし、金額に差が殆どなかったのと、デメリットの方が大きそうだったため、私は式場のヘアメイクさんにお願いしました。

調べた結果、考えられるデメリット

  • 式場の美容室を使わせてもらえない可能性がある
  • 慣れない場所での準備に時間がかかり、進行が遅れる可能性がある
  • 式場スタッフと連携が取りづらく、進行に影響が出る
  • アテンド込みの場合、式場内の勝手が分からず、スムーズに動けない可能性がある
  • 拘束時間・持ち込み料次第で外注の方が高くなる可能性がある

いくつか外注の会社を探してみましたが、私の場合は安いところでも式場と10000円ほどしか変わりませんでした。

準備から披露宴終了までとなると拘束時間が長く、かえって高くつく場合も。

短時間の契約(結婚式前の準備だけ)もありましたが、化粧直しをしてもらえないという事になります。

両親の手紙で泣いて崩れた顔で、ゲストをお見送りする羽目になったりしたら嫌ですよね…。

私が外注を断念した一番の理由は進行に影響が出る可能性があることです。

式場スタッフ・ゲストに迷惑がかかるかもしれないリスクを抱えてまで、10000円の節約をする価値はないと思いました。

外注を検討するなら

  • 式場がヘアメイクの外注対応に慣れている・好意的
  • 利用する式場での経験があるヘアメイクさんにお願いできる
  • アテンドは式場にお願いできる

ヘアメイクの外注は大きな節約効果が期待できる場合もあると思いますが、上記の条件が揃っていない場合は外注にするのはリスクがあると思いました。

外注を検討・利用する場合は、プランナーさんとよく確認・相談をしてみて下さいね。

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